歯周病や外傷により失った自分の歯にかわって機能を営むように、顎骨に埋入される人工歯根のことをいいます。
材料としては組織親和性の高いハイドロキシアパタイトや、チタンなどの金属が用いられます。
チタン製のインプラントを顎骨内に埋入する方法は、1952年スウェーデンのブローネマルク教授が拒絶反応を
起こす事なく骨とチタンが半永久的に結合することを発見し、1965年人工歯根としての初の臨床応用を行ったのが
はじまりで、現在では再生療法も含めて実用段階の治療法です。
欠損(抜いて歯が無くなった状態)のままにすると‥
⇒ まずは血液検査を行きつけの内科医にお願いして全身的に問題がないことを確認いたします。
その後、レントゲン写真・模型上でかみ合わせ・骨の量・形状、埋入位置を決定します。
⇒ 埋入手術直前まで出来る限り来院いただき、お口の中を徹底的にクリーニングいたします。
⇒ 約一時間くらいで、出来る限り緊張しなくてすむように会話をしながら、痛みを感じないよう細心の注意を
はらいながら行います。
また、術中は常にバイタル(血圧、脈拍、心電図を自動に管理します)を測りながら安心、安全を第一に行います。
⇒ 2~3週間経過後に仮歯が入り、5~6週間後に最終的なかぶせものが入ります。
※当院でのインプラント治療はほとんどが一回の手術で終了します。
⇒ 検診で確認させていただきます。
ありません。20代~80代まで幅広くお越しいただいております。
ちなみに、当院での最高齢の方は90代の御婦人です。
入れ歯でお悩みの方、歯を虫歯や歯周病で喪失された方、事故などの不慮の外傷により歯を喪失した方等
インプラントの適応は広がっています。
現在の当院では可能な場合が大半です。あきらめずにご相談ください。
大半が可能です。ただし、ご担当の医師との連絡を密に取らせていただきます。
料金表をご参照ください。
分割、各種カードなどを利用いただけます。
使用するインプラント自体で値段は異なりますし、各医院によって自由診療(保険外)に対する考え方が
異なるようです。私は、人の身体に直接植立するインプラントですので、最も長期的に患者様に喜んで
いただける信頼できるメーカーのインプラントを採用させていただいており、その基本的な価格および
現在の市場価格により、今後の普及価格より低価格であるものと自負しております。
インプラントの普及率向上により多くなってきているようですが、技術的に不安な要素も否定出来ないのが
現実のようです。行きつくとこ、術者である歯科医師の人間性にもかかわる部分が大きいのではと思われますので、
長期的に信頼出来る医院(埋入をバイトの先生が担当‥の医院もあるようですので注意が必要かと思われます)を
選ばれるのがよろしいかと思います。
手術中は局所麻酔が効いていますのでお痛みは殆どありません。
術後は痛みますが、多くの患者さまは痛み止めを2回服用するかしないかです。
当院ではできるだけ腫れないように(MI、最小の浸襲で最大限の効果)いたるところに経験に基づいた工夫を
こらしており、特に女性の患者さまに大変ご好評いただいております。
リスクはございます。手術をすること、下歯槽神経のこと、保険が利かないこと、熟練した、信頼のおける
歯医者さんを選択されてください。
ちなみに、当院では術前の入念な診査、準備、術中は常にバイタル(自動血圧、脈拍、心電図測定器)チェックを
おこない、安全第一で全身管理をおこなっております。
他の歯への影響はありませんし、あごの骨へのインプラントによる弊害はありません。
むしろ、インプラントによる刺激が骨の吸収を防ぐと云われています。
噛んでいただけます。
ちなみに、お寿司屋さんのカウンターに座って、お好みのにぎりをなんでもご注文していただけるのを
目標にしております。
噛み合わせが安定するので、普通に噛めて、アンチエイジングにもなります。
ご自身の歯と同様、歯ブラシ(ブラッシング)を丁寧にしていただきます。
数日で慣れていただけます。味は変わらないです。
①当院で採用しているインプラントはγ線滅菌までされている完全滅菌物で、全く心配 ありません。
手術時に使われる器具機材も同様に、完全滅菌されている使い捨てのメス等、絶対安心できるものばかり使われて
おり、歯科用の器具等もオートクレーブ等の最新の機器 で滅菌したものしか使用されませんので安心、安全です。
医院によっては手術室があるところもあるようですが、それよりも患者さまのお口の中の歯周病菌とか
虫歯菌の塊であるプラーク等を徹底的に取り除き、歯肉の炎症等を 良くして手術する事の方が、
比べものにならない程重要です。
お口の中は滅菌出来ませんが、出来うる限り減らして置く事が、インプラント手術の 治りを左右します。
② インプラントは直径4㎜位のチタンのネジです。人が通常ものを噛む程度では折れないように設計されています。
余り負担の強い使い方をするとインプラントの上の被せものは破損の可能性はあります。
ただし、その場合でも、骨に埋まっているインプラントが無事であれば、再製作は規格品な為に非常にシンプルに
出来ます。これがインプラントの利点でもあります。
③ 現在のインプラントはたいへん審美的です。自然な感じを実現出来るように隣の歯と調和するような色調で
仕上げます。